2018年03月


産業革命と教育改革と学童保育…

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こんにちは。
村田です。

先日、サウンディング調査の結果と再来年度から始まる予定の「委託」に関するヒアリングのため、
教育委員会へ行ってまいりました。


再来年度から旧浜松市(現在の中区、東区、西区、南区、北区の一部)の「放課後児童健全育成事業」の制度が
変わる予定です。

各地域の育成会が運営していた児童会が、民間事業者へ委託され、
統一の方向に動いています。

(今までは、隣の学区で利用料が違うなどありましたが、そこが統一されます。)

「委託」するためには、事業者「選定」を行う必要があって、今回は「プロポーザル」という形で事業者が決定する予定となっております。
(委託元になりたい!という希望事業各社が、プレゼンしてその中の優秀者が選定される方式)

「委託」するにあたって、行政側が事業者側に、「守ってね」と出す書類に「仕様書」というものがあります。
「仕様書」に添って、事業者は事業内容を考えて、実施していくのです。

その「仕様書」を行政が作成していくにあたって、
事業を運営する側の意見を聞いたり、ディスカッションしたりする場が、2月に行われた「サウンディング調査」だったわけです。

委託元になる予定の事業者、または団体向けだったため、
当団体は、その場に参加できず。。。

でも、保護者側の声も届けたいと思い、
2月末に、有志で浜松市が案として出した仕様書の勉強会を行いました。


仕様書を読んでみて、一番気になったこと。

それは、「指導」という言葉です。

ただの言葉…でも、言葉が行動をつくり、
方向性を決めるため、とっても大切です。

話が少しそれますが、私、現在ITベンチャーといわれる企業に勤めております。
テクノロジーの進化が、社会を大きく変えているのを、ビシバシガンガン感じます。

「今ある仕事が90%なくなる」
「人生100年時代をどう生きるか」


これって妄想の世界観ではなくて、
結構喫緊に突きつけられてる課題で、
リアルだなと感じています。

そんな社会の激変を感じる中で、

「指導」を「受けて」育っていく子どもたちが、想像もできない激変の時代を
幸せに生きていけるのだろうか、、、


と思ったんです。



教育委員会との意見交換時にプレゼンした資料抜粋

産業は「革命」がおき、教育は「改革」が進んでいます。

学校より長い時間を過ごす学童保育、、、前に進んでいるでしょうか。




子どもの可能性を引き出すことができる時間、
子どもたちだけの世界、

親の私たちが一緒にいない時間だからこそ、
親に頼らない思考で、
親にあれこれ言われたり、遮断されたりしない時間を使って、
自由な発想で、
限りある「子ども時代」を満喫してほしいし、
子どもだけの世界を築いてほしいと思っています。

それが、これからの社会を生きていくためにきっと必要になる力となるのではないでしょうか。


今年の8月頃には、再来年度の制度がどうなるか、方向性が見えてきます。
「預け先」としてではなく、子どもたちの育成を支援する場として、団体としてできることを動いていきたいと思っています。




小1の壁について、 仮説を立ててみました。

カテゴリー │ 小1の壁

こんばんは!村田です。

先日、ある大手企業の方から、

小1の壁

についてのご質問を戴きました。

「保育園」のことは話題になりやすいのですが、

「学童保育」のことは、特に企業側の視点からはなかなか話題になりにくく。。。

ですので、今回とても驚きました。


「学童保育」の課題が共有されにくい理由の1つとして、

「男性が小1の壁を実感しにくい」

からでは?

ふと感じました。

子供会もPTAもほとんど女性が今まで担ってきた役割。
小学生の生活に関して、男性が主体的に関わる時間が少なくて、

企業の人事担当や部のリーダー、経営側であることが多いであろう男性が、
女性が抱えている「待機」だけじゃない
様々な小学生期の両立課題を

理解しにくい環境にあるから…なのかなと仮説を持ってます。

保育園問題は、男性上司にとって
「育児休業」絡みで目に見えやすいと思うのですが、
「小1の壁」や「小3の壁」はわかりにくいのではないのでしょうか。

逆に女性リーダーは、小学生期の両立の難しさを知っていらっしゃると思います。

今回ご質問下さった方が女性でしたので、
もしかしたら…と感じ、こんな仮説を立ててみました。


「小1、3の壁」は女性社員の課題だけではなく、
男性の働き方に繋がる部分もありますし、
人材不足が大きな課題となる中、
次世代を担う子どもたちの学校外の場のことや過ごし方について、
企業側の視点も今後重要になるのでは?


と考えています。




別れと出会いの季節

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こんばんは!
村田です。

週末、卒園式がありました。
先輩ママたちからも泣けるよーと聞いていたし、
絶対泣く!!と思っていましたが、、、やっぱり号泣でした。

仕事と育児の両立に迷いながら過ごした日々や
先生に励ましてもらったこと、
子どもたちの行事での姿や
同じクラスのママたちと語り合ったこと…

色々なことを思い出して、胸がいっぱいに。

4月から、同じクラスの子たちやママたちに会えないんだと思うと、、、
本当にさみしいーーーー。

0歳から6歳の時期に一緒に過ごした先生、友だち、ママ仲間って
特別だなぁと改めて思いました。

あと2週間で、いよいよ保育園生活もおわり。

後ろ髪を引かれてますが、小学校生活に向けて、準備を進めます!!


4月2日~は、小学校入学より先に、学童保育へ。

実は、民間学童保育、繰り上げ合格しました。
(予測通りといえば予測通り。)

小学校に併設されている学童保育を第一志望だとすると、
民間学童保育は、滑り止めで考える人が多い。

というのは、今までいろいろな民間学童保育さんから聞いてきた情報。
それを目の当たりにしました。


公設の学童保育を選ぶ方が多い理由としては

・学校内にあって行きが不安でないから
・周りのお友だちの多くがいっているから

という点が挙げられます。

行き返りが不安という声、やっぱり大きいです。
また、そもそも民間学童保育自体が少ないので、多くの学童保育利用者が
公設の放課後児童会に通っています。
仲のいい子と放課後過ごしたい!!という子どもの気持ち、とっても理解できますよね。


我が家が民間を選んだ理由は、

・小規模だから
・できる限り学校の外がよかった
・18時以降も利用できる
・給食がある
・学校の振替休日も開設している

という点からです。

公設の放課後児童会も受かっていたので、娘と相談して、娘が選びました。
子どもの人数が少なくて、のんびりした雰囲気が娘にとってはよかったようです。

学校で過ごす時間より長い時間を過ごす学童保育。
私たち保護者も、そして子どもも「自分が過ごしたい!」と思える場所にいられるといいなと思っています。

ただし。
再来年、娘がココで過ごせるかは別問題。
毎年更新制というところが、「壁」の一つにもなっていますよね。

とりあえず夏ごろまでは、小学校生活と放課後生活になれるように親子共々チャレンジ!
そして、夏ごろからは再来年どうしていくか、を考えていこうかなと思っています。

私自身の仕事も大切にしたいなと思っていますが、
娘の人生は娘のものなので、娘が主体的に生きていける環境を一緒に探していきたいなと思っています。

ということもあって、春から娘は動物関係のボランティア活動をスタート!
(娘の夢は、飼育員さん、動物のお医者さん、動物博士なのです笑)
小学生になると、親の出番が本当増えるなぁと感じています。

放課後(土日含め)は、預けられるだけじゃなく、
子ども自身の可能性を伸ばす時間、体験する時間、新しい出会いを生む時間…
になったらいいなーと願っています。

さあて、どんな小学校生活がスタートするでしょうか。
ワクワク、ドキドキです。