浜松市の放課後児童会が変わる、大きな動きが!!

カテゴリー │ 放課後児童会情報

こんばんは!
村田です。

年末、いかがお過ごしでしょうか。
私も年末年始のお休みに入り、
大掃除にようやく着手し始めましたーー^^;

さて、年末この時期に、浜松市の放課後児童会に関する大きな動きがありました。

ぜひ、皆さんと一緒に考えていきたいと思ってブログに綴っています。

放課後児童会運営業務委託の公募条件に関するサウンディング型市場調査の実施について


以下浜松市HPより抜粋↓
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浜松市では、放課後児童健全育成事業に基づき運営されている放課後児童会(以下、「児童会」という。)が131箇所(平成29年5月1日時点、民間クラブを除く)あり、補助方式・委託方式が混在しています。これらを委託方式に統一することを目指しています。つきましては、公募条件を検討するにあたり、サウンディング型市場調査を実施します。
ーーーーーーーーー

??っていう部分もあると思いますので、
私なりに翻訳してみます。

★放課後児童会運営業務委託の公募条件に関する★
…放課後児童会の運営方式を補助方式から委託方式に変えます!!
(補助方式と委託方式の説明は下記に説明します。)

★サウンディング型市場調査★
…そのために、まず市場性の把握 ・ 活用アイデの収集 ・ 参入しやすい公募条件の設定を希望者と一緒に、対話という方法で検討、意見交換をしましょう!
(その後仕様書をつくって、委託者を決定しましょう。)



そもそも、今まで委託じゃなかったのか?
え?浜松市の公的事業だったんじゃないの??

と考えていらっしゃる方もいると思うので、
浜松市の制度を解説します。

浜松市の放課後児童会は、合併前の制度を引き継いでいて

★旧浜松市(中区、東区、西区、南区、北区の一部):補助方式
※運営主体は、各地域の放課後児童健全育成会(構成員は、学校長、父母会、自治会長など)

★上記以外:委託方式

という制度をとっていました。

補助方式と委託方式の大きな違いは、
簡単に説明すると責任の所在が違うという点。

補助方式は、各育成会が責任者
委託方式は、浜松市が責任者


です。

保護者にとっては『大差ない』『ちゃんと運営してくれたら関係ない』
と感じる『小さな差』かもしれませんが、

責任元が違うことで

・支援員の先生方の社会保障は大きく違う(旧浜松市は有償ボランティアです。)
・何かあったときに誰が責任をおうのか


という足元グラグラな状態です。

イベントに参加してくださる保護者の皆様に制度を説明しながらいつも

『安心して大事な子どもたちをお願いできる体制ですか?』

(続けていこうと思った仕事を子どもを理由にあきらめたり、
予想せず子どもに無理させてしまったりすることにつながりませんか)

と聞いていますが、
私自身、この仕組みに当初よりずっと不安を感じてきていました。

入りたい!入らせて!!
というつもりで活動してきたわけではなくて、
これから先利用するって決めたときに

『今の仕組みでは不安すぎます!!』

という気持ちが大きくなるだろうなと感じたので、
調査したり行政と話し合いをしてきたりしていました。


色々な動きがここ数年であって、
ようやく行政が動き出したんだ!!と感じています。

ちなみにここには、運営委託の基本条件として

開設時間6:30
土曜日開設

という、たくさんの保護者が望んでいたことも含まれています。

ただし、、、

子どもたちや保護者にとってリスクにならないように設計する必要
があるのではないかなと感じる部分もあります。

それについては、別途書きますね。

法律や制度って、読みにくいし難しいと感じる部分は多々あると思いますが、

家電だって説明書を読むと思いますし、
保険の契約だってきちんと説明を受けると思います。


子どもの放課後のことは、考えていますか?


子育てと仕事との両立で、何度も何度も試されると私自身感じているのは、

『自分の生き方と子どもや家族のことについて、真剣に向き合っていますか?』

ということ。


制度が大きく変わろうとしている今。
ぜひ知識を共有して、アイデアを出し合い、
子どもの放課後と仕事、自身の生き方について
一緒に考えていけたらと思っています。




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